『煤』 アイヌ民族楽器・口琴 ムックリ
<コンセプト>
煙で燻(いぶ)してあるため色の濃さがでている個体です。
ムックリは通常、左手で保持するため左側に左手を通すヒモがついているのですが、この作品はヒモの代わりに革を手のひらに巻き付けてしっかり保持できます。
この方式は当方が20年前に発案しました。
音が特に素晴らしいというものでもなくお値段も高めのためコレクターさん向けかと思います。
<お知らせ>
製作過程で、竹の一部、握る部分が「割れ」ました(画像4枚目参照)。
接着でしっかり補修してあり使用、音に影響はありませんが気になる方はご遠慮ください(この分500円引きにしてあります)。
<音>
カドのない丸い音。低めの音。音量はやや小さめ。
(上記のお知らせで書きましたが、割れた影響ではありません。この個体の特性です。)
<レシピ>
・竹 京都
・乾燥1年
・装飾は、トンボ玉とアンティークガラス
・替えヒモ付き、替え棒付き
・パッケージに演奏方法を掲載
・ムックリは、紐を引いて「弁」を振動させながら演奏しますが、慣れない方はチカラを入れすぎて壊してしまうことがあります。初めての方は特にご注意ください。
適度なチカラで操作すると長期間使えます。「弱すぎず・強すぎず」です! 練習練習(^^)
強い力なら大きな音がでる、ということはありません。音量は息の強さや口腔内等での共鳴の度合により変化します。
紐を引く角度は少しだけ奥側に角度を変えて弁が一番振動する位置を見つけてください。
<作者>
ハレ・ダイスケ