『刻み続くムックリ』 アイヌ民族楽器・口琴 ムックリ
<コンセプト>
枠の縁に小さな刻みが続いています。この刻み部分と裏面全体は柿渋で塗りました。
ムックリは通常、左手で保持するため左側に左手を通すヒモがついているのですが、この作品はヒモの代わりに革を手のひらに巻き付けてしっかり保持できます。
この方式は当方が20年前に発案しました。
<音>
非常に明瞭でハギレよい高い音。
<レシピ>
・竹 産地不明(頂き物の竹)
・乾燥 約半年
・装飾は、トンボ玉とアンティークガラス
・替えヒモ付き、替え棒付き
・パッケージに演奏方法を掲載
・ムックリは、紐を引いて「弁」を振動させながら演奏しますが、慣れない方はチカラを入れすぎて壊してしまうことがあります。初めての方は特にご注意ください。
適度なチカラで操作すると長期間使えます。「弱すぎず・強すぎず」です! 練習練習(^^)
強い力なら大きな音がでる、ということはありません。音量は息の強さや口腔内等での共鳴の度合により変化します。
<作者>
ハレ・ダイスケ