『IRAKUSA』 アイヌ民族楽器・口琴 ムックリ
<説明>
・10年以上自然乾燥させた孟宗竹(もうそうだけ)で製作したムックリです。
・口にあたる部分を非常に細く仕上げているため、唇のこまかな変化を音に反映しやすく、快感です。
・紐は特別に、イラクサを使用しています。
イラクサは多年生植物で、その表皮のみを使って糸を作り撚って紐にするものです。
ハンドメイドにより抜群の雰囲気が出ます。
アイヌのムックリの紐は昔はこのイラクサがよく使われていました。
現代ではイラクサの糸は製作に途方もない労力がかかるため、もし売っていたとしても一巻何万円もする高価なものになっています。
紐だけでも価値があると思います。
丈夫な紐ですが、交換用に通常の紐も同梱致します。
なお、ムックリを演奏する際の紐の操作感は、綿の紐よりごわごわして若干硬いため、
演奏に慣れた方に適しています。
<音>
倍音豊かでとても良い音がでます。
C #438くらい (ド#)
<レシピ>
・竹 産地失念 ※約15年前に入手した竹を使用
・油揚げ数十秒 &油抜き3日
・装飾
表面全体に彫刻しています。
また、持つ部分にガラスビーズを接着埋め込みしています。
紐に美しい青の色味の貴重なアンティークビーズ(100年ほど前のものだそうです)二個を付けています。
棒は海岸で拾った「竹の流木」を使用し、ラクダのホネのビーズで留めており、大変存在感があります。
手で持つ部分の裏面には北海道のアザラシの毛皮を貼っております。
・替えヒモ付き、一般的な替え棒付き
・パッケージに演奏方法を掲載
・ムックリは、紐を引いて「弁」を振動させながら演奏しますが、慣れない方はチカラを入れすぎて壊してしまうことがあります。初めての方は特にご注意ください。
適度なチカラで操作すると長期間使えます。「弱すぎず・強すぎず」です! 練習練習(^^)
強い力なら大きな音がでる、ということはありません。音量は息の強さや口腔内等での共鳴の度合により変化します。
紐を引く角度は少しだけ奥側に角度を変えて弁が一番振動する位置を見つけてください。
<作者>
ハレ・ダイスケ